
ユーザーを購入や会員登録に誘うサイトを作れたとしても、その効果を客観的に分析し、改善していくだけの運営スキルが必要になります。分析とは具体的に、効果の測定を指します。効果が芳しくなければ、その都度修正していくことになります。この工程は業界ではLPOと呼ばれており、必須の工程とされます。
ランディングページは仮説だと思ってください。このようなページを見てもらえばアクションに繋げられるのではないかという期待が半分を占めているのです。ですから最初から成果が表れることはまずありません。効果の測定は色々な方法がありますが、例えばクリック単価や成果単価の推移を分析しても面白いでしょう。そこで結果が出ていない時は、すぐに行動します。
最初にすべきことはファーストビューの最適化です。それでも変わらなければCTAを最適化して下さい。エントリーフォームもさらに改めると効果が出ることがあります。これらに加えてページの表示速度を上げても駄目な時は、業者に依頼して対策しましょう。さて、ランディングページの制作においては、他にも注意すべき点が沢山あります。以下、幾つか解説することにします。
ランディングページは一般的なサイトのトップページと同じ造りにしてはいけません。よく見られる勘違いが、商品の機能を強調してしまっているファーストビューです。もちろん最終的には商品の機能を伝えることも大事なのですが、ファーストビューで関心を寄せてもらうにはメリットを伝える方が効果的なのです。つまりその商品自体の情報は二の次にして、その商品の使用後に何が得られるのかを伝えることが大切です。要はこんなに幸福になりますよと伝えることです。