階層関係という語義の関係

語義の関係で「階層関係」は情報空間を分割してカテゴリーとサブカテゴリーにします。概念の広さや狭さ、いわゆる親子関係で情報を分けます。階層関係には3つのサブタイプがあります。一つは、「一般化(Generic)」です。生物学分類で伝統的に利用されている類種関係です。B種はA類の一部であり、親の特徴を後継しています。例えば、「鳥類NTツチスドリ」など(NT:狭義語)。二つ目に「全体一部分(Whole-part)」です。この階層関係では、BはAの一部です。例えば、「足NT足の親指の爪先」など。三つ目に「インスタンス(Instance)」になります。この場合、BはAの事例、または一例です。この関係は固有名を含むことが多くあります。例えば、「海NT地中海」など。一見して、階層関係は非常に簡単に思えますが、実は思ったほど簡単ではないことが実際やってみるとわかることでしょう。情報空間を階層的に整理するには、さまざまな異なる方法があるのです(例えば、主題、製品カテゴリー別、地理別など)。ユーザーが必要としているものを見つけやすくする、という究極の目標に基づいて作業を進める必要があります。ユーザーのニーズと振る舞いに基づいた階層を形成し始めるにはカードソーティング・メソドロジーも役に立つでしょう。通常、連想結合関係は最も注意が必要です。他の2タイプ(等価及び階層)の関係でスタートし、この関係の必要性が発展します。シソーラス構築において、連想関係は同意義または階層関係内では捉えられない語義のつながりを強くほのめかすものとして定義されます。関係は「強くほのめかす」べきという概念があります。例えば、「ハンマ-RT釘」などです(RT:同義語)。しかし実際このような関係を定義することはかなり主観的なプロセスです。ANSI/NISOシソーラス標準は多くの連想関係サブタイプを論じています。オンラインコマースでは、連想関係は、顧客と関連商品、関連サービスとを結ぶ素晴らしい手段となります。連想関係によって、マーケティング業界で言う「クロスセル」が見込めます。例えば、「いいパンツですね。それにはこのシャツがぴったりですよ」といった具合です。こうした連想関係は、ユーザーエクスペリエンスとビジネスの目標の両方の向上につなげることができます。

コメントする